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6/16『明治杯 全日本レスリング選抜選手権』に出場するブシロードクラブ・山口剛選手に直撃!「日本重量級のエースは僕だということを証明します!!」

2018年06月13日

6月14日(木)~17日(日)、東京・駒沢体育館にて開催される『明治杯 全日本レスリング選抜選手権』に、ブシロードクラブ・山口剛選手がフリースタイル97kg級で出場します! 6月16日(土)に行われるトーナメントへ向け、追い込み練習に励んでいる山口選手に心境を訊いてみました。

昨年12月、約10カ月のブランクから復帰し『天皇杯 全日本レスリング選手権』で見事復活優勝を果たし、今年3月の『アジア選手権』では3位に入賞するなど世界での実力も示している山口選手。今大会へ向けては緊張感もありながら気持ち的には落ち着いているとのことで、ベテランらしくリラックスした雰囲気で意気込みを語ってくれました。

「2020年の東京オリンピック予選まであと半年と迫ってきましたので、今回は圧倒的な実力差を見せつけて勝ちたいと思ってます。8月の『アジア大会』出場も決まっていますので、これからは世界を見据えていきたいですね。国内でも二十歳前後の選手が台頭しているなかで自分は今年で29歳とベテランの域にきていますが、今大会ではレベルが違うことを見せて、日本重量級のエースは自分だということを証明したいです!」



国内の試合では他の追随を許さないという強い意思を見せていた山口選手。練習方法についても様々な方法を取り入れているそう。

「体のバランスを見るために片足スクワットをしたり、ラダートレーニングなど新しい練習法も取り入れています。あと今は“組み手”を重点的にやっています」



ベテランらしい練習方法、闘い方にもこだわりを持つ山口選手が語る“組み手”とは。
「レスリングの“組み手”というと一般の方には分かりづらいかもしれませんが、相手の重心を崩したり、バランスを崩して攻撃しやすい体勢に持っていくことなんです。若い頃はただ力任せにフィジカルだけでタックルに入っていたこともありますが、年齢を重ねてからは相手をじっくり見てバランスを崩して得意技を封じ、自分の技をかけていくということが重要になってきます。その準備段階が“組み手”なんです。攻める分リスクはあるので失点はしやすくなるのですが、守るだけでは世界では絶対勝てない。それは海外遠征で世界の強い選手と肌を合わせてきたことでも感じてます」



世界を見据える“日本重量級のエース”がどんな闘いを見せてくれるのか、6/16『明治杯 全日本レスリング選抜選手権』@駒沢体育館で山口剛選手を応援しましょう!!


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