
引き続き皆さんにブシロードのトレーディングカードゲーム(以下、TCG)をより親しんでもらうため、いろんな人に突撃インタビューをして熱く語ってもらおうと思います!
第2回目はこの方!


ブンケイPP(※)、本日はよろしくお願いします!
※ブンケイPP=田中文啓プロモーションプロデューサーの愛称

はい、よろしくお願いします。

それでは早速質問に入らせていただきます!
ブンケイさんのフォロワー数、すごいですね!
(以前木谷取締役に突っ込まれてからフォロワー数を気にしがちなカード情報部)


Twitter上での発信の、コツや秘訣とかがあるのですか?ぜひ教わりたく……。

言及の範囲をブシロードコンテンツのみに限定せず、「面白そうなことを言っているな」と思ってもらえるように色々なジャンルに触れています。
私自身が面白い!楽しい!美味しい!とか思ったり感じたりしたことについては、こまめに呟くようにしています。
なので、私が何かに対して面白い!とツイートしたとしても、それはヴァイスシュヴァルツの参戦フラグではないですよ!

なるほど……。最近ブシロードでもしばしば実施しているリツイートキャンペーンに関してはどうお考えですか?

タイムライン上を非常に多くの情報が流れている昨今、少しでもお客様にブシロードの情報に触れてもらう機会を作るという意味でアリだと思います。
ただ最近同様のキャンペーンも多いので、ブシロードならではの新しい切り口も考えてみたいですね。お客様自身が手を動かして、参加する事に対しての手ごたえや実感を感じるキャンペーンがいいなと思っています。

ありがとうございます。それでは続いてTCGについて伺っていこうと思います。
ご担当されていた「ラクエンロジック」についてお伺いできればと思います。

そうですね、ゼロからコンテンツを立ち上げることの大変さを痛感しました。
自分の中で思い描いていたものをある程度実現することが出来ましたが、信じて下さったお客様にご迷惑をおかけしてしまった部分もありました。

ファイトが長引いてしまいがちだった、と伺いました。

はい、熟練された方同士のファイトで40分前後必要でしたでしょうか。
プレイの選択肢が多く、運の要素も少な目で、また各デッキの戦い方も変わっていたので、どうしても検討に時間のかかるゲームではありました。
しかし発売してから最後までたくさんのお客様に応援頂きました。今でも感謝は尽きませんし、この体験があるからこそこれからお伝えしていけるものがあると思っています。


なるほど。続いてラクエンロジック以前にプロデューサーを担当していた「ヴァイスシュヴァルツ」について聞かせて下さい!
「原作再現」や「作品の流れ」を意識したカードデザインに定評があると伺いました。
実際どのようなことを考えながらカードをデザインされていましたか?

何処かで見覚えがある気がする質問ですね(笑)
それはさておき、基本的には“そのキャラがどんなパーソナリティやストーリーを持っているのか”を強く意識していました。
原作となるアニメやゲームを楽しんだ時に感じた思いや記憶に残ったシーンを、ヴァイスシュヴァルツで追体験できないか?と考えデザイナーに相談することから始めていました。

原作に触れた時の感情をヴァイスシュヴァルツのファイト中に思い出すような事、確かに多いです!

そういったデザインを重視したのも、トーナメントなどの競技性の高い環境でも楽しめるゲーム性はもちろんの事、参戦作品の「ファンアイテム」という要素も大切だと考えたからです。
参戦作品のファンの方がデッキを実際に動かしてみて、面白いと感じられるかを重視していました。


それでは最後に、ここまで読んでくださった皆様にメッセージをお願いします!

ぜひとも「読解力」を磨いてほしいです。
先ほど「タイムライン上を非常に多くの情報が流れている」と言いましたが、今は短い時間の間に視野の中に入ってくる情報がとにかく多い。
だから情報の表面をなぞって素早く取捨選択をするように、受け手の多くが進化してきていると思います。
しかし、まだまだ世の中には前後の文脈を追わないと正しく理解できない情報がたくさんあります。いざという時、そういった情報を理解できる能力も育てておかないと、悪い大人に騙されてしまいます。

TCGでは長文の総合ルールを熟読し、能力テキストを突き合わせて他の人が想像もしなかったコンボを「発見」するプレイヤーが必ずいます。
そもそもテキストを正しく理解しプレイするにも「読解力」は必要です。なので、このインタビューをお読みになっているTCGユーザー様は自然と読解力はついているのかもしれませんが(笑)
ただ、ラノベでもエッセイでも戦史研究でもなんでもいいので、日常的に読書することをオススメしておきます。

本日はありがとうございました!

ありがとうございました。
